今、話題のオルソケラトロジーの治療法とは?その長所と短所は何?

256 最近、近視の治療法として話題 になっているオルソケラトロジ ー、これは一体どんな治療法な のか調べて見ました。そして、 その治療の長所・短所も調べ ました。



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様々な視力矯正方法

  老若男女問わず、裸眼で普通に生活できない人は少なくありません。そのため、視力を強制する商品は色々と販売されていますが、多くはメガネかコンタクトレンズです。   他には、レーシック(眼球の角膜をレーザーで削り近視を矯正する手術)などもあります。   世界で初めてレーシックを行ったのはギリシャで1990年のことです。そのため、レーシックを受けたあとの長期間に渡る検証が行われていないため、手術後の安全性に疑問を持つ声が挙がっていました。   しかし、アメリカの医学誌「Archives of Ophthalmology(眼科学)」の11月号(2009年)で、レーシックは長期的にみても安全であると発表されました。   ただ、数十年に渡る実際の検証はこれからであるため、どのような結果が出るのはかまだ分かりません。

各視力矯正の効果と安全性

  メガネやコンタクトレンズは、手術を行う必要がなく、装着した瞬間から視力が良くなるため、簡単で安全性も高いと言えます。   ただ、メガネやコンタクトレンズは、眼球とは別のレンズで強制的に見えやすくしているだけであるため、装着し続けても裸眼の視力が良くなる訳ではありません。   しかし、レーシックの場合は、眼球を削り眼球そのものを矯正するため、裸眼での視力が良くなり、施術した人の90%以上が裸眼視力1.0以上になるとされています。   なお、レーシック経験が豊富な医師であれば、条件の良い患者を施術した場合、深刻な合併症が起こる確率は1%未満と言われていますが、合併症や感染症の危険性がない訳ではありません。   ちなみに、レーシックによる角膜感染症の発生は、5千例に1例ほどと言われています。合併症や感染症を引き起こす可能性がゼロではなく、角膜を削るということへの抵抗感もあるため、レーシックに踏み切れない人は少なくないようです。  


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メガネでもレーシックでもない視力矯正法

  視力矯正方法のひとつに角膜を矯正する「オルソケラトロジー」と呼ばれるモノがあります。オルソケラトロジーは、寝る前にコンタクトレンズのようなレンズを装着し、朝起きると視力が矯正されているというモノです。   ちなみに、オルソケラトロジーは1960年代にアメリカで開発され、2002年にFDA(アメリカ食品医薬品局)がレンズを承認しました。日本では、2009年に厚生労働省が医療機器として承認しています。   オルソケラトロジーの原理は、レンズの表面に特殊なカーブが付けられているため、寝ている間にレンズのカーブに合わせて角膜が変形し平らに近づきます。すると、眼球の屈折率が下がり網膜に焦点が合うため、近視が改善されます。   変形した角膜は、スグには元に戻らないため、朝から夜まで裸眼で生活することができます。しかし、その効果には個人差があり、夕方頃には元に戻ってしまう人もいます。そのような人の場合、弱い度のメガネなどを使用し視力を補う必要があります。   ちなみに、オルソケラトロジーは子供の近視の進行を遅らせるとの報告があり、禁止につながる眼軸長の伸びは、オルソケラトロジーを受けた子供の方が3割ほど抑制できたとする報告や5割ほど抑制できたなどの報告があり、海外の論文でも眼軸長の伸びの抑制が確認されています。  

オルソケラトロジーの危険性

オルソケラトロジーは、レーシックのような手術をする訳ではないため安全だと思われがちですが、レンズの管理などが不適切な場合、目のトラブルが起きることもあります。例えば、海外ので事例ですが、レンズで角膜が傷ついてしまったため細菌に感染してしまい、失明してしまった例が複数あります。そのため、子供の場合は、大人がレンズをしっかり管理する必要があります。  

オルソケラトロジーの長所と短所

  長所 ①メガネやコンタクトレンズを使用せず、裸眼で日中を過ごせる。 ②レーシックのような手術をする必要がない。 ③近視の進行が抑えられるとの報告がある。 ④合わないと思えばスグにやめることが出来る。   短所 ①強い近視や卵子の人には向かないとされている。 ②効果に個人差がある。 ③レンズの手入れが悪いと合併症のリスクがある。   なお、オルソケラトロジーを扱えるのは日本眼科学会の講習を受けた眼科専門医に限られており、オルソケラトロジーの使用に関しては、そのような専門医の指示に従う必要があります。ちなみに、少し見えにくくなったからといって自己判断でソフトコンタクトレンズを日中に使用し、病気になった事例があるため注意が必要です。    


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