287ジャンプは成功と失敗を見分けやすい大技で、総合評価を大きく左右する重要な要素です。ジャンプの種類を見分け、その質の評価の仕方を理解することをおすすめ。


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フィギュアスケートのジャンプの種類と点数

 

浅田真央選手は、トリプルアクセル(3回転半)を跳べる数少ない女子選手の一人です。ちなみに、フィギュアスケートには、6種類のジャンプがあり、その中のアクセルは一番難しいため、基礎点が一番高く設定されています。

 

それぞれのジャンプは、どちらの足で踏み切るのか、エッジの内側と外側のどちらで踏み切るのかという違いがあり、アクセルは6種類の中で、唯一前向きに踏み切るジャンプです。

 

各々の基礎点は下記の通り決められていますが、ジャンプの出来次第で、7段階の評価(マイナス3~プラス3)が加えられるため、基礎点が高いジャンプでも不完全であれば、基礎点が低いジャンプより得点が低くなることはあります。

 

その評価は8項目あり、2項目を満たしていれば”+1”で4項目を満たしていれば”+2”、6項目以上満たしていれば最大の”+3”となります。

 


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ジャンプの評価項目

 

ジャンプの基礎
AXEL  (アクセル)
LUTS  (ルッツ)
FLIP  (フリップ)
LOOP  (ループ)
SACHOW  (サルコウ)
TOE  ROOP  (トウループ)

 

プラス要素
予想外の / 独創的な / 難しい入り
明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
空中での姿勢変形 / ディレイド回転のジャンプ
高さおよび距離が十分
((四肢を)十分に伸ばした着氷姿勢 / 独創的な出方
入りから出までの流れが十分(ジャンプ・コンビネーション/シークェンスを含む)
開始から終了まで無駄な力が全く無い
音楽構造に要素が合っている

 

得点
+1 : ①~⑧の中で、2~3項目を満たしている
+2 : ①~⑧の中で、4~5項目を満たしている
+3 : ①~⑧の中で、6項目以上満たしている

(国際スケート連盟コミュニケーションより引用)

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