マラソンは、未公認のコースで
大記録を出しても、公式記録と
しては認められません。マラソ
ンコースは、陸連(財団法人
日本陸上競技連盟)に申請し審査後に
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陸連(財団法人日本陸上競技連盟)
マラソンは、未公認のコースで大記録を出しても、公式記録としては認められません。
マラソンコースは、陸連(財団法人日本陸上競技連盟)に申請し、審査後に適格と認められた場合に公認証が交付され公認コースとなります。
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公認コースでの記録でなければ、公式記録として認めないという点では、国際陸連も同じです。そのため、2011年4月18日に行われたボストンマラソンで、ケニアのジョフリー・ムタイ選手が2時間3分2秒という大記録を出したのですが、
2004年に導入された規則によって、ボストンマラソンのコースは国際陸連に公認されていないため、世界記録にはなりませんでした。ちなみに、世界記録は、エチオピアのハイレ・ゲブレシラシエ選手の2時間3分59秒です。
2004年から国際陸連によって導入された規則は、「スタートとゴール地点の直線距離は、レース距離の半分以下(21km超は認められない)」「スタートとゴール地点の標高差はレース距離の1千分の1以下(42m超は認められない)」という内容で、ボストンマラソンのコースは、どちらの条件も満たしていません。
なお、そのボストンマラソンでは、ケニアのモーゼス・モソップ選手が2時間3分6秒のタイムで2位になったのですが、こちらも世界記録を上回るタイムでした。
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