沢村賞(沢村栄治賞)の選考基準と?これまでの歴代受賞者の一覧!

  267戦前のプロ野球で、大投手と言えば真っ先に浮かぶのが「沢村栄治投手」という人は少なくないのではないでしょうか。沢村栄治投手の決め球と言われたドロップ(変化球)は、あまりにも大きな変化だったため三段ドロップと言われていました。



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 沢村栄治さん

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沢村栄治賞(沢村賞)は、沢村栄治投手の栄誉と業績を称えて、1947年に雑誌「熱球」が企画したモノが始まりで、のちに公式な特別賞として認定され、

その年の優秀な投手に贈られるようになりました。1981年までは記者が投票し選ばれていましたが、1982年からは「沢村賞選考委員会」によって選ばれるようになりました。

沢村賞選考委員会の選考委員は、歴代の沢村賞受賞者やパ・リーグで先発投手で活躍した元選手たちによって構成されており、

2010年度からは土橋正幸委員長・堀内恒夫・平松政次・村田兆治・北別府学の5名で構成されています。なお、下記の選考基準は、1982年から採用されています。

沢村賞の選考基準

● 登板試合数 : 25試合以上
● 完投試合数 : 10試合以上
● 勝利数 : 15勝以上
● 勝率 : 6割以上
● 投球回数 : 200イニング以上
● 奪三振 : 150個以上
● 防御率 : 2.50以下  

沢村賞の選考基準は上記のように定められてはいますが、全てを満たしている必要はなく、逆に全てを満たしていても必ず選出されるとは限りません。従いまして、

1982年の江川卓と2008年・2011年のダルビッシュ有は、7項目全ての基準を満たしてましたが選出されませんでした。  

なお、選考基準が出来た1982年以降で、全ての基準を満たした投手は下記の通りです。  

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沢村賞の選考基準を全て満たした投手

● 北別府学(1982年)
● 江川卓(1982年)
● 桑田真澄(1987年)
● 斎藤雅樹(1989年)
● 佐々岡真司(1991年)
● 今中慎二(1993年)
● ダルビッシュ有(2007年・2008年・2011年)
● 涌井秀章(2009年)
● 田中将大(2011年)  


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沢村賞の歴代受賞者
年度 名前 所属
1947 別府昭 南海
1948 中尾碩志 巨人
1949 藤本英雄 巨人
1950 真田重男 松竹
1951 杉下茂 名古屋
1952 杉下茂 名古屋
1953 大友工 巨人
1954 杉下茂 中日
1955 別所毅彦 巨人
1956 金田正一 国鉄
1957 金田正一 国鉄
1958 金田正一 国鉄
1959 金田正一 国鉄
1960 堀本律雄 巨人
1961 権藤博 中日
1962 小山正明 阪神
1963 伊藤芳明 巨人
1964 ジーン・バッキー 阪神
1965 村山実 阪神
1966 村山実・堀内恒夫 阪神・巨人
1967 小川健太郎 中日
1968 江夏豊 南海
1969 高橋一三 巨人
1970 平松政次 大洋
1971 該当者なし  
1972 堀内恒夫 巨人
1973 高橋一三 巨人
1974 星野仙一 中日
1975 外木場義郎 広島
1976 池谷公二郎 広島
1977 小林繁 巨人
1978 松岡弘 ヤクルト
1979 小林繁 阪神
1980 該当者なし  
1981 西本聖 巨人
1982 北別府学 広島
1983 遠藤一彦 大洋
1984 該当者なし  
1985 小松辰雄 中日
1986 北別府学 広島
1987 桑田真澄 巨人
1988 大野豊 広島
1989 斎藤雅樹 巨人
1990 野茂英雄 近鉄
1991 佐々岡真司 広島
1992 石井丈裕 西武
1993 今中慎二 中日
1994 山本昌 中日
1995 斎藤雅樹 巨人
1996 斎藤雅樹 巨人
1997 西口文也 西武
1998 川崎憲次郎 ヤクルト
1999 上原浩治 巨人
2000 該当者なし  
2001 松坂大輔 西武
2002 上原浩治 巨人
2003 斉藤和巳 ダイエー
2004 川上憲伸 中日
2005 杉内俊哉 ソフトバンク
2006 斉藤和巳 ソフトバンク
2007 ダルビッシュ有 日本ハム
2008 岩隈久志 楽天
2009 涌井秀章 西武
2010 前田健太 広島
2011 田中将大 楽天
2012 攝津正 ソフトバンク
2013 田中将大 楽天


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