188シンガポール観光ではチップは 必要か?その辺のシンガポール のお家事情を調べてみました。 もしチップがいるとしたら幾ら ぐらいなの教えて君でした。


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シンガポールのチップに関しての習慣は?

  アメリカなどのように、チップを渡すことが当たり前のようになっている国もありますが、シンガポールでは、一般的にチップを渡す習慣はありません。

 

ただ、気持ちとして渡したいということであれば、レストランではお釣りの小銭をチップとして置いたり、ホテルであれば2シンガポール・ドル紙幣を1枚渡す程度で良いかと思われます。  

 

なお、タクシーの運転手にはチップは必要ありません。但し、国際機関日本アセアンセンターHPでは、シンガポールのチップに関して、下記のように紹介されています。

 

  ◇ シンガポールのチップ ◇ 一般的にチップの習慣はありません。ほとんどの高級ホテルやレストランでは、サービス料込みの料金が提示されます。  

 

ただし、ホテルでポーターに荷物を運んでもらった場合はS$1~2程度、サービス料を含まないレストランでは料金の10パーセントほどを支払うのが一般的です。 (国際機関日本アセアンセンターHPより抜粋)  

 

シンガポール観光での服装(気温・天気)

  シンガポールは赤道直下の国であるため、日本で夏を過ごすのと同じ服装を用意する必要があります。

 

シンガポールの気温は20℃以下になることはまずなく、年間で一番気温が下がる12月や1月でも平均気温は25℃以上となり、最高気温が35℃を超える日は珍しくありません。  

 

シンガポールでは、10月頃から雨季に入り4月頃から乾季に入ります。雨季は、雨が多くなるため多少気温が下がりますが、湿度が高く1日を通して晴れる日は少なめです。。

 

乾季は雨が少なくはなりますが、1~2時間程度の突然のスコールは頻繁にあるため、乾季であっても雨具は携帯しておいた方が無難です。  

 

いずれにしても、毎日が日本の夏のような天気であるため、日焼け止め対策は必須です。

 

ただ、ホテルやお店などは、クーラーの設定温度がかなり低めであるため、外気温との室内の温度差でクーラー病(冷房病)にならないように、室内での温度調節用の服(ショールやカーディガンなど)も用意しておいた方が良いでしょう。  

 

シンガポールが購入している珍しいモノ

  シンガポールは非常に国土が狭く、東京23区より小さいくらいです。そのため、国土の狭さを解消するために、高層マンションを建てるときは海を埋め立てきました。

 

ただ、シンガポールには山と呼べるほどの山がないため、埋め立てるための土を自給することができません。  

東京湾の夢の島は、土の代わりにゴミを埋め立てに使用しましたが、フィリピンではゴミを使わず、インドネシアから土を購入しその土で海を埋め立てています。


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世界には、近隣諸国から水や電気を購入している国はありますが、大量の土を購入して海を埋め立てている国は珍しいかと…。    

 

シンガポールの水問題

  シンガポールには高い山がないため、川の流れはおだやかで水遊びには最適ですが、山らしい山がないため水源が乏しく、シンガポール国内にある多数の貯水池だけでは国内の水の需要を賄うことが出来ません。

 

そのため、シンガポールとマレーシアを結ぶパイプラインから水をひいて、マレーシアから水を購入しています。  

 

シンガポールとマレーシアは、もともと同じ国だったのですが、領土や開発問題などで何度も衝突しており、良好な関係が築けているとは言えません。

 

マレーシアは「シンガポールへの水の供給を停止する」「水の価格を100倍にする」などの発言をし、シンガポールが対応を迫られたこともありました。  

 

いずれにしても、マレーシアから水を輸入する契約期限は2061年であるため、シンガポールは今後少しでも多く水を自給できるよう苦慮しています。

 

ただ、日本とシンガポールの関係は良好で、日本が自由貿易協定を初めて締結した国はシンガポールです。  

 

シンガポールの公用語と宗教

  シンガポールの人口は約440万人(2006年)で、2007年9月現在の民族別の統計では、中国系:約75%・マレー系:約14%・インド系:約9%・その他:約2%となっています。

 

宗教別にみると、仏教:約43%・イスラム教:約15%・キリスト教:約15%・道教:約9%・ヒンドゥー教:約4%です。

 

シンガポールの公用語は、英語(行政用語・公用語)・マレー語(国語)・中国語(北京語)・タミル語の4つです。  

 

ちなみに、国名の意味は「ライオンの町」という意味で、これはサンスクリット語です。シンガポールは多国籍民族であると言えるのですが、それぞれの民族間の交流はあまりありません。

 

しかし、シンガポールの人々は他の民族や宗教を尊重し合っています。そして、各民族はそれぞれ別々のコミュニティを作り生活しています。  

 

ライオンはいないのに「シンガポール(ライオンの町)」と名付けられた理由

 

  上述した通り「シンガポール」は、サンスクリット語で「シンガ(ライオン)」+「ポール(町)」で「ライオンの町」という意味です。

 

しかし、実際にはシンガポールにライオンはいません。その名前の由来は諸説ありますが、「シンガポール」は元々サンスクリット語であることから、最近では下記の「その①」が有力視されています。  

 

シンガポールと名付けた由来 その①

 

  11世紀、島(シンガポール)を襲った東インドの王様が命名した。但し、「ライオンの町」と命名した理由は定かではない。

 

(命名理由が知りたいところですが…)   シンガポールと名付けた由来 その② 12世紀、島(シンガポール)を征服したスマトラの王様が、王家の繁栄を願ってライオンの力を借りようと名付けた。

 

(なぜライオンなのか…)   シンガポールと名付けた由来 その③ スマトラ島の古代帝国の王様が、頭が黒く体が赤く胸が白いライオンに遭遇したことから、「ライオンの町」と呼ぶようになった。

 

(そんなライオンがいるとは思えませんが…)    

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